2017年06月24日

派手なものでなければ問題はない直葬の際の服装

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現在の葬儀の選択肢は以前に比べると多くなっています。昔はお通夜と告別式を行うのは当然のことでした。また、参列者は多ければ多いほど良い葬儀だったと、葬儀に訪れた人々の人数でその価値が決まる傾向もあったようです。

けれども時代は変わり、少子高齢化の現代の日本では、葬儀の形も変化を見せています。従来の葬儀の形を選択する人は減ってきており、規模ではなく、気持ちのこもった葬儀で大切な家族を送りたいという人が増えています。

また、長寿を全うする人も多くなってきており、自分の旅立ちのときには参列してくれる人も限られてしまうという事情のある人もいるようです。その結果、選ばれる葬儀は小規模で簡素な形が多くなっています。その代表的なものは家族葬と呼ばれる形です。

この葬儀は故人となってしまった人の家族と親戚やとても親しかった友人など限られた人数でゆっくりとお別れをしたいという人に選ばれています。家族葬はお通夜も告別式も執り行われます。特徴としては参列する人の人数が少ないということになります。

そして、さらに簡素な形が直葬です。これはお通夜や告別式などの宗教的な儀式を一切行わずに、火葬だけを行う葬儀です。儀式がないということで、参列者も家族だけという場合が多くなっています。以前の直葬は身内がいないなどの事情がある人を対象として、行政が主体となって行われていた葬儀です。

しかし、現在は簡素な形を希望する人たちに選ばれるようになり、葬儀社もこのプランを設定しているところが増えています。事前にこの形で行う旨を親戚や知人に知らせる人もいますが、多くの場合は家族だけで静かに送ることが多いようです。

そのため、葬儀のマナーとしての服装も決まり事はありません。ただ、家族が亡くなるという悲しみの中で行う葬儀という点では、他の形と変わりはありません。ですから、直葬だからといって華美な服装をする人も常識的にみればいないはずです。

ですから、言うまでもないことですが、派手なものでなければい平服でも一向にかまわないと言うことができるでしょう。

[参考]
今熱い!葬儀に特化したサイトガッテン!お葬式オフィシャルホームページ
ososiki-gatten.com
>> ウェブサイト